12月20日から開幕したAFF三菱電機カップ2022もグループステージの全日程を終え、ベスト4が出揃った。グループAからは前回王者のタイとサポーターが熱狂的なインドネシアが、そして、グループBからは前々回王者のベトナムと前回大会で惜しくもベスト4進出を逃しリベンジに燃えているマレーシアが勝ち抜き、決勝トーナメント進出を決定した。
今大会では、カタールW杯での実況が話題となったカンボジア代表を率いる本田圭佑実質監督の手腕も注目されていたが、2勝2敗で勝ち点6を獲得しグループ3位となり決勝トーナメント進出とはならなかった。しかし、この結果に対してカンボジアサッカーファンからは「カンボジアサッカーに闘う勇気など沢山の事を与えてくれた。」などと前向きな声が多く届けられており、AFF三菱電機カップ2022での指揮に対して高い評価を得ていた。
今後の動向が気になる本田圭佑実質監督だが、カンボジアA代表での指揮はAFF三菱電機カップ2022のタイ代表戦が最後となり、今後は、2023年5月5日からカンボジアで開催される東南アジアのオリンピックと呼ばれるSEAゲーム2023で、サッカーU22カンボジア代表の指揮を執ることに集中すると発表された。
(サムネイル引用:カンボジアサッカー協会 公式 Facebook)