アジアサッカー

【タイ】等々力競技場に凱旋、チャナティップ選手が2ゴール

2023/2024AFCチャンピオンズリーグのグループステージI・第4節、川崎フロンターレ対BGパトゥム・ユナイテッドが11月7日に等々力競技場で開催され、脇坂泰斗選手の2得点もあり川崎フロンターレが4-2で勝利しました。

惜しくも敗れてしまったBGパトゥム・ユナイテッドでしたが、2ゴールを挙げたのは過去に川崎フロンターレに所属をし、等々力競技場に凱旋となったタイのメッシことチャナティップ・ソンクラシン選手でした。

チャナティップ選手は、2012年にタイリーグ1のBECテロ・サーサナFC(現ポリス・テロFC)でプロデビューを飾り、2016年にムアントン・ユナイテッドへ移籍。そして、タイ代表として参戦したAFFスズキカップ2016では自身初の大会MVPを受賞し、名実ともに東南アジアNo.1選手となり、2017年に北海道コンサドーレ札幌へレンタル移籍。

タイ人選手もJリーグで活躍が出来る事を証明したチャナティップ選手は、2022年に約4億6500万円というJリーグ内で過去最高の移籍金で北海道コンサドーレ札幌からJリーグ王者の川崎フロンターレへ完全移籍を果たすも、怪我もありシーズンを通しての活躍が出来ず、2023年6月に母国のBGパトゥム・ユナイテッドへ完全移籍すると発表されました。

そして、今回の試合では、川崎フロンターレの選手やスタッフのみならず、本当に多くのサポーターがチャナティップ選手の凱旋を暖かく迎え入れ、試合終了後には川崎フロンターレの選手とスタッフとチャナティップ選手がお互いに健闘を讃え、長い時間、川崎フロンターレサポーター達にサインを書き続け、期待に応えました。

現在も北海道コンサドーレ札幌に所属するスパチョーク選手や浦和レッズに所属するエカニット・パンヤ選手もJリーグやAFCチャンピオンズリーグで着々と結果を残し始めており、北海道コンサドーレ札幌と川崎フロンターレで結果を残したチャナティップ選手と同様に、日本のサッカーファンの方々の記憶に残り、愛される選手になる日も近いだろう。

(サムネイル引用:BGパトゥム・ユナイテッド 公式 Facebookページ)

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ABOUT ME
真野浩一
LaLa Clasico Co.,Ltd.(タイ)/Goal Sports Consultancy FZE(ドバイ)代表。 2008年にプロフットサル選手を目指し渡タイ、バンコク・グラスFCに所属。引退後にアパレル関連会社であるLaLa Clasico Co.,Ltd.を設立し、2012年からサッカー事業にも携わり、10年以上のアジアサッカー界での活動歴がある。