日本サッカー協会は、2024年元旦にサッカー日本代表がサッカータイ代表と東京・国立競技場にて国際親善試合を開催し、対戦すると発表した。また、1月1日にサッカー日本代表戦が開催されるのは初となる。
過去の歴史を辿ると、元旦に行われていた「天皇杯・決勝」が風物詩となっていたが第100回大会となる2020年1月1日に開催された川崎フロンターレ対ガンバ大阪戦が最後となり、日本サッカー界にとっては少し寂しい元旦が続いていた。
タイ代表は、最新のFIFAランキング(2023年9月21日更新)では112位となっており、同ランキングでアジア最高位となる19位に位置する日本代表と比較すると格下と言わざる得ない。過去の対戦成績も、日本代表が16勝4分2敗となっている。
同日はFIFAインターナショナルマッチデーでは無い為、日本代表は欧州のクラブに所属する選手の拘束は難しく、Jリーグを中心とした国内組と呼ばれる選手が多く選考されると予想されている。
今回はどのような背景でタイ代表との対戦が実現したかというと、2024年1月12日からカタールで開催される「AFCアジアカップ2023」のグループスタージでインドネシアとベトナムと日本代表は同組になった為、事前に国際親善試合でタイ代表と対戦し、東南アジア勢との対戦をシュミレーションする為と言われている。
対するタイ代表も、現役Jリーガーとして活躍するスパチョーク選手(北海道コンサドーレ札幌)やエカニット選手(浦和レッズ)のみならず、過去にJリーグで活躍をしたチャナティップ選手(元川崎フロンターレ、北海道コンサドーレ札幌)やティラトン選手(元横浜F・マリノス、ヴィッセル神戸)、そして、ティラシン選手(元サンフレッチェ広島、清水エスパルス)もメンバー入りすると予想されており、タイ人選手を応援する日本人サポーターにとっても楽しみな国際親善試合になるはずだ。
(サムネイル引用:タイサッカー協会 公式 Facebookページ)